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身分 |
消防団員は、それぞれの職業を持つかたわら、災害時等に消防団員として活動しますが、その消防団員の身分は特別職の地方公務員となります。
地方公務員には、市町村役場に勤務する職員などの一般職と、市町村長や助役などの特別職がありますが、消防団員は、非常勤で、特別職の地方公務員と規定されます。(地方公務員法3条) |
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階級 |
消防団活動は、団体で行動することが原則ですが、特に危険な災害現場での活動においては、指揮命令系統をはっきりさせ、リーダーの指示に従って行動することが重要となります。
そこで組織活動を的確に遂行するため、消防団は全国的に統一された階級制度を定めています。
(消防組織法第23条第2項に基づき、消防庁の定める基準に従い、前橋市では「前橋市消防団の組織等に関する規則」で定められています。)
消防団員の階級は、団長、副団長、分団長、副分団長、部長、班長、団員の7階級となります。 |
団 長
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副 団 長
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分 団 長
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副分団長
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部 長
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班 長
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団 員
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年額報酬 |
「前橋市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例」で定められています。
団員の年額報酬は、階級別に支給しています。
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消防団員報酬 |
階級 |
種別 |
金額 |
団長 |
年額報酬 |
266,000円 |
副団長 |
年額報酬 |
182,500円 |
分団長 |
年額報酬 |
155,500円 |
副分団長 |
年額報酬 |
97,000円 |
部長 |
年額報酬 |
83,500円 |
班長 |
年額報酬 |
53,000円 |
団員 |
基本団員 |
年額報酬 |
43,000円 |
機能別団員 |
20,000円 |
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摘要 消防ポンプ自動車(消防ポンプ搭載自動車を含む。)の機関員は、年額2万4,000円をそれぞれの階級における定額に加算した額とする。 |
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出動報酬 |
団員が水火災その他の災害、警戒及び訓練のため、出動し、職務に従事したときは、出動報酬を支給しています。 |
出動報酬 |
種類 |
支給対象者 |
支給金額 |
災害出動報酬 |
水火災その他の災害の発生時に鎮圧、防除、救助、捜索等のために出動した者 |
4時間以内の出動1回につき
4,000円 |
4時間を超え7時間45分以内の出動1回につき
8,000円 |
警戒出動報酬 |
水火災その他の災害の発生に係る予防又は警戒のために出動した者 |
出動1回につき
2,000円 |
訓練等出動報酬 |
訓練、研修その他市が主催する消防又は防災を目的とした事業のために出動した者 |
出動1回につき
2,000円 |
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摘要 災害出動報酬について、7時間45分を超える出動となった場合は、8,000円に4,000円を加算し、以後4時間を超えるごとに同額を加算する。
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消防団員福祉共済 |
公益財団法人日本消防協会の福祉共済制度に全団員が加入し、福利厚生を実施しています。 |
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公務災害補償 |
団員が公務により死亡し、負傷し、若しくは疾病にかかり、又は公務による負傷若しくは疾病により死亡し、障害の状態となった場合においては、その団員又はその者の遺族若しくは被扶養者に対し損害を補償する。
公務災害補償の額及び支給方法については、群馬県市町村総合事務組合の条例による。 |
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退職報償金 |
消防団員として5年以上勤務して退職した者に、その者の階級及び勤務年数に応じて支給しています。
前橋市は、群馬県市町村総合事務組合に加入し、退職報償金の額及び支給方法については、群馬県市町村事務組合の条例に従い支給しています。 |
退職報償金支給額 |
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階 級
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勤務年数
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30年以上
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団 長
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239,000
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副団長
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229,000
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329,000
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429,000
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534,000
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709,000
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909,000
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分団長
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219,000
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318,000
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413,000
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513,000
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659,000
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849,000
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副分団長
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214,000
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303,000
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388,000
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478,000
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624,000
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809,000
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部長及び班長
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204,000
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283,000
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358,000
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438,000
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564,000
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734,000
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団 員
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200,000
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264,000
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334,000
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409,000
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519,000
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689,000
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適用関係:改正案の退職報償金支給額は、平成26年4月1日以降に退職した消防団員について適用し、平成26年3月31日以前に退職した消防団員については、なお従前の例による
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